ケース1(腰痛)
- 歩きとからだ本舗はり灸治療院
- 2018年1月29日
- 読了時間: 2分
ケース1(腰痛症)

2日前からぎっくり腰のような症状。 痛み ・体を前かがみにすると左の仙腸関節部(骨盤の背面中心より少し左より)辺りに痛みが
ある。 ・仙腸関節部(骨盤の後方で、真ん中より少し外側辺り)からお尻の上にかけて痛みがある。 ・寝返りや起き上がりなどの時も、同じところに痛みがある。 ・身体を前に倒したとき、痛みで曲がらない。 後ろにそらしたり、身体を回したりはさほど痛みはなし。
鍼治療(董氏楊氏奇穴鍼治療) 痛みのある逆側で、右手の小指側に4本ほど鍼を刺す。 痛みが出た動作を再度行ってもらう。
痛み消失。
色々身体を動かしてもらう。 痛みがないことを確認し、そのまま30分(その間、10分間隔くらいで鍼治療の効果を高めるために身体を動かしてもらう。痛みがないことも確認しながら動かしてもらう。)
30分後、鍼を抜いて体を動かしてもらって痛みがないことを確認し治療終了。
痛みは完全に消失したようで、次の日に柔術の練習にも参加されたそうです。
董氏楊氏奇穴鍼治療(遠隔治療)のメリットは、 ①痛いところに鍼を刺さないので、痛みが消えているかの確認ができる。 ②座ってできる。 ③服を脱がなくてよい。 ④即効性がある。 などです。
まず、 「どういった時に痛みがあるのか?」 を考えてみましょう。 静止してる時に痛いのか?動かしたときに痛いのか? ほとんどの方が、動いているときに痛みを感じているのではないでしょうか? 病院でも、治療院でも問診で訴える時は、 Q:「どこが痛みますか? ↓ A:「腰です。」 ↓ Q:「どういった時ですか?」 ↓ A:「前かがみしたときです。」
と動かしたときに痛むと答えているはずですし、聞かれているはずです。 治療終わって、再度効果の確認をすることで治療が適切だったかがわかると思います。 董氏楊氏奇穴鍼治療(遠隔治療)の場合、 鍼を痛みがある場所に刺さないので動かすことが出来ます。 治療をしたすぐ後、何秒~何十秒くらいで効果の確認ができます。